睦月のある日のコースより

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    まずは、熱々の
    蕪のすり流しと茶碗蒸し


    五目干し野菜きんぴら 干柿とクリームチーズ
    たたみいわし いぶりガッコとチーズ
    スナップ豌豆とカリフラワー白和え フルーツトマト塩麹和え
    薩摩芋の南京和え くわいチップ ちぢみ法蓮草お浸し

    刺し盛  サヨリ 鯨 寒ブリ 鮪中トロ スズキ


    ルッコラのサラダ 削りたてパルミジャーノ


    焼き野菜


    鴨ロース ブルーベリーソース
    常陸牛ローストビーフ


    蛍烏賊と春菊のかき揚げ 蕗の薹天ぷら


    金目鯛煮つけ


    どぶ汁 (アンコウとアンキモのお椀)

    [暗闇食堂] 

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      冬将軍到来、庭の木も凍える。

      野菜は寒暖の差で甘さを蓄えます。


      五周年にあたり、友部正人さんのライブに加えて

      [5周年特別企画 暗闇食堂]
      2月21日(日) 18時〜/20時〜 2部制
      30名様限定 要予約

      人は五感のうち8割以上の情報を
      視覚から取得していと言われています。
      それでは視覚をうばわれた中で食事を
      するとどう感じるのでしょうか。
      残された感覚、嗅覚・味覚・聴覚・触覚の
      すべてをフル回転さて「食べる」という
      行為を見つめ直す試み。

      2000円(お料理・デザート・1ドリンク)
      利き酒、利きワイン、利き水もご用意いたします。
                  
      協力/千年一日珈琲焙煎所


      [友部正人 Live] つくば食堂花五周年特別企画

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        五周年企画
        [友部正人Live]
        2月28日(日)
        17時/開演18時 
        前売3500円
        宇宙船弁当付4000円(要予約)


        受付はE-mailで
        1.お名前 2.ご人数 3.電話番号 4.弁当有or無
        info@tsukuba-hana.net

        お陰様で2月25日で丸5年になります。
        そんな節目に友部さんをお招きしてスペシャルな夜を。


        今回のチラシも「handpoint.」さんの点描画です。
        一点一点手書きしています。
        http://thehandpoint.com/

        空想世界一周弁当と地球をつなわたりサンドイッチ 「仕立て屋のサーカス」にて

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          [仕立て屋のサーカス東京公演]
          当店は12日13日に料理出展
          両日共に60食完売いたしました。

          公演も120席×6公演、全日満席御礼。

          12日
          「空想世界一周弁当 who’s foods?」
          私のイマジネーションを全開にして
          いつかの旅の記憶を辿る。
          まだ見ぬ土地の食卓を空想する。
          地球をぐるっと10ヶ国の郷土料理を
          旬の地元食材で勝手に再現。
          彼はいま何を食べているんだろうか?



          13日
          「地球をつなわたり サンドイッチ」
          地球は一本の綱だ。
          あの国へ行ってみよう。それからあの国へ。
          街の景色はどんなだろう。
          屋台の湯気、路上の音楽、風に布が躍る、
          そこにだけある光。
          さあ、地球にかじりつこう。

          お料理を友人のDe_Deさんに助けていただきました。
          http://de-de.co/
          ありがとう。


          40センチの長ーいバケット。そこに各国の料理を縦列。
          具が落ちそうで、食べにくくって、なんか笑っちゃったり
          見たことも聞いたこともない料理にワクワクしたり、
          即興を大切にするこの「仕立て屋サーカス」においての
          食べるという行為の中で生まれる風景を想像しながら
          このサンドイッチを考えました。



          閉幕後、曽我大穂さんから
          「植田さんの料理は音楽みたいだね」と、
          これ以上うれしい言葉はないと思いました。


            瞬間に向かって音楽が垂直に刺さっている。
            横たわるは真っ暗闇。
            わからなくていい。
            わかろうとしなくていい。

            シーソーの真ん中で光と影がバランスをこらえている。
            冷たいハサミは無情を切り開く。
            わからなくていい。
            わかろうとしなくていい。

            残った生の時間全部を次の瞬間に預けてしまおう。
            サーカス団が新世界に連れて行ってくれる。
            わからなくていい。
            わかろうとしなくていい。
            感じるままだ。


          次はどんな料理を持って行こうか。

          仕立て屋のサーカス東京公演 献立

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            [仕立て屋のサーカス東京公演]
            原宿vacant  http://www.vacant.vc/d/275

            物語音楽家 × 裁縫師 × 照明作家 による現代サーカスグループ
            曽我大穂 (CINEMA dub MONKS)
            ガンジー (CINEMA dub MONKS)
            スズキタカユキ (suzuki takayuki)
            渡辺敬之
            13日のみマームとジプシー主宰の藤田貴大も出演。

            12日、13日に当店は料理出展いたします。
            実店舗の営業はお休みです。
            今回は、また違ったテーマで「弁当」を
            新しいアプローチで「サンドウィッチ」を
            それぞれ60食ご用意いたします。


            12日(火)
            「空想世界一周弁当」
            who’s foods?
            [ 勝手に想う、10人のソウルフード]
            葡萄畑の農夫 法蓮草マスタード和え (カリフォルニア)
            娼婦の為の鶏とトマトのくたくた煮 (ブエノスアイレス)
            漁師の力飯 イカ墨パエリアボール (バルセロナ)
            オムックホウリヤ 祈りの後に (チュニジア)
            商人の酒の肴 寒サバの酢漬け (イスタンブール)
            羊飼いの豆いっぱいトラク (クルド)
            靴磨きのサモサ 南瓜とチーズ (ソマリランド)
            豚角煮と金柑蜜煮を九龍城の案内人と (香港)
            家出少年の里芋カレー (東京)
            ノマドたちの蕪と焼き葱のスープ

            私のイマジネーションを全開にして
            いつかの旅の記憶を辿る。
            まだ見ぬ土地の食卓を空想する。
            地球をぐるっと10ヶ国の郷土料理を
            旬の地元食材で勝手に再現。
            彼はいま何を食べているんだろうか?


            13日(水)
            「地球をつなわたり サンドイッチ」
            ながーいバケットに世界の料理を縦列。
            二日目は友人のDe_Deさんと。
            http://de-de.co/

            ピーナッツバターのスパイシーチキン(アフリカ)
            酢豚(中国)
            ズッキーニのプティング(メキシコ)
            ビーツのサラダ
            焼き蛸 オリーブのペースト(ギリシャ)
            レーズンのくるみと胡麻のバター(ドイツ)
            薫製鯖のディップ(イギリス)
            黒豆フムス(トルコ)
            寒ブリの柚香焼き(日本)
            蕪のスープ(ベトナム)

            地球は一本の綱だ。
            あの国へ行ってみよう。それからあの国へ。
            街の景色はどんなだろう。
            屋台の湯気、路上の音楽、風に布が躍る、そこにだけある光。
            さあ、地球にかじりつこう。


            謹賀新年

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              2016年の営業を無事スタートいたしました。


              今週は昼夜ともに全日お席ご用意できます。

              来週、12日(火)13日(水)の両日は
              [仕立て屋のサーカス東京公演] 原宿vacantへ出張料理の為
              昼夜ともにお休みです。
              14日(木)22日(金)のディナーは貸し切りの為通常営業はお休みです


              おかげ様で来月の25日に、5周年を迎えます。
              盛りだくさんな企画を仕込み中でございます。

              年末年始雑感

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                ぐるぐるぐるぐる、気付けば年が明けている。
                ひたすら同じ場所で洗浄と脱水を繰り返しただけ。
                濡れたまま前進も後退も出来ず、まあもう、磨耗。
                しらっちゃけて毛玉だらけの私の、一年間で残った手掛かりと言えば
                心の隅のネットに引っかかり溜まっている得の知れないゴミ。
                そんな不実な感情をつまみ上げてここに書き記す。


                2月 yes you are
                仕立て屋サーカスへ料理出展
                「即興的」であること。
                枠にはまらず自由に思うままに何度も瞬間を生み出すこと。
                質問と答えの真っ只中、
                プラスの必然性とマイナスの必然性がせめぎあうその瞬間
                正解を選択し続けようとする試み。
                全ての過去と未来を同時にはらんでしまっている
                悲しく新しい今をくっきりと浮かび上がらせてみる行為。
                私はすべての即興に憧れる。


                5月 i am not i
                十年間の愛が終わった。
                同時に今も未来も跡形もなく崩れたみたいで
                息もできないくらいの弱っちい日々。
                何もわらないという事だけが、よくわかったよ。

                8月 夏休み −×−
                数学的に云うとマイナス×マイナスはプラスになると言うことで
                混沌に混沌を掛け合わせて、私なりの秩序と正解を取り戻そうと
                中東へ旅にでたが、逆に強烈な混沌を背負って日本へ戻った。
                一滴の水でシュッと溶けてしまう綿飴みたいなフワフワな精神。
                ただ少しだけ希望があるとするならば、帰っても仕事があるという事くらい。

                12月 n.o.
                師走の強烈な忙しさ。
                疾走感と失踪感、脇目も振らずに走り切って
                何か大切なものを取り返すかの如く
                正月休みは、昼から食っちゃ寝、呑んじゃ寝。





                さあ、あけましておめでとう。再生の朝。


                ブルーズが延々と広がる。
                不安さんや絶望さんとねんごろになって折り合いを付け続けなければならない。
                2万9千円六畳一間のアパートには相変わらずカーテンはなく斜陽が刺さる。
                ここには、冷蔵庫もアイロンもテーブルもない。
                そして、携帯を失くした。今日パソコンが壊れた。
                思い出は全部置いてきなさいよと、きっと神様の仕業。

                今あるのは完璧な日当たりとベッドとテレビとこの前もらった大きなテレビだけ。
                愛も才能もお金もないまま、昨日で39歳になりました。
                反省も抱負も浮かばない
                「先を思うと不安になるから今日のところは寝るしかないね」



                2015年の強い印象

                映画
                恋人たち(橋口亮輔)
                マミー(グザヴィエ・ドラン)
                サイの季節(バフマン・ゴバディ)

                ライブ
                寺尾紗穂 (伝承ホール)(つくば食堂花)
                友部正人 (スターパインズカフェ)
                川下直広カルテット (つくばフロッグ)
                goma&the jungle rhythm section (サムズアップ)


                水と水が出会うところ (レイモンド・カーヴァー)
                黒い波 (ドラゴ・シュタンブク)


                手と花(神田)
                cox(つくば)
                伎魯伎魯(祇園)

                ドキドキは私にとって太陽である水である。
                私に内在する種から芽をだしてくれる。
                映画(DVDを含む)を百本くらい観た。
                歳を食えば食う程に、詰まらない映画を見かけなくなったのは
                寛容になったというよりは、自分の視点が増えたんだろう。
                詰まらないと面白いの隔たりは案外、傲慢でデタラメで
                ちょっと角度を変ただけで、全く新しい景色が見えたりもする。

                今年はどれくらいドキドキできるだろう。
                ぐるぐるぐるぐる
                どうぞ、擦り切れちまうまえに、始めよう。

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