六月

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    からっ梅雨。
    朝までラジオを聞く。

    お偉いさんは今日もズルいやり方で
    重大な決め事を押し通す。
    僕たち庶民はなすすべもなく
    真綿で首を絞められていくのか。
    DSC05644.JPG

    六月  茨木のり子

    どこかに美しい村はないか
    一日の仕事の終りには一杯の黒麦酒
    鍬を立てかけ 籠を置き
    男も女も大きなジョッキをかたむける

    どこかに美しい街はないか
    食べられる実をつけた街路樹が
    どこまでも続き すみれいろした夕暮は
    若者のやさしいさざめきで満ち満ちる

    どこかに美しい人と人との力はないか
    同じ時代をともに生きる
    したしさとおかしさとそうして怒りが
    高い鼻に胸でも病んでいるらしい
    鋭い力となって たちあらわれる


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