夜長
寒い季節は煮炊きものをたくさん作ります。
仕込んだものが鍋の中でゆっくり冷めていく間、
私はじいっと本を読みます。
最近買った本から、勝手に紹介
『foodremediesのお菓子/長田佳子』
ほろっと美味しくじっくりと染みるお菓子を作る、友人の佳子ちゃんの41のレシピ。
ハーブやスパイスの使い方、足しすぎない事と引きすぎない事。きちんとした想いが詰まってます。
装幀は友人の樋口裕馬。美しい本です。
『たべごと屋のらぼう野菜のごちそう 春夏秋冬/明峯牧夫』
レシピ本や料理書は割かし、ペラペラしただけで作った気になっちゃうけれど
結局は実際に何度も作らないと身に染み込まない。
西荻窪の大好きな野菜料理のお店のナイスなレシピ、1ページ目から作ってみよう。
『五〇年酒場へ行こう/大竹聡』
ミニコミ誌「酒とつまみ」の創刊編集長の東京酔っ払い紀行。
いぶし銀な赤提灯に漂う半世紀分の“空気”は確実にまだ存在して、それは何物にも代え難い。
無くなっちゃう前に、その“空気”を味わいに五〇年酒場へ行こうぜ。
「火吹竹」 高田豊 詩
毎晩 夜通し起きていて
僕は 何もしてやしないのです
このあいだの晩 火吹竹を作りました
ぶぅ ぶぅ ぶぅ
火鉢いっぱいに 真っ赤な炭が
燃え上がって来る
炭はまたすぐ 減ってしまいます
ぶぅ ぶぅ ぶぅ
火吹竹の音を聴いていると
外は雪のように静かです
本当に夜通し僕は 何もしてやしないのです
ぶぅ ぶぅ ぶぅ
仕込んだものが鍋の中でゆっくり冷めていく間、
私はじいっと本を読みます。
最近買った本から、勝手に紹介
『foodremediesのお菓子/長田佳子』
ほろっと美味しくじっくりと染みるお菓子を作る、友人の佳子ちゃんの41のレシピ。
ハーブやスパイスの使い方、足しすぎない事と引きすぎない事。きちんとした想いが詰まってます。
装幀は友人の樋口裕馬。美しい本です。
『たべごと屋のらぼう野菜のごちそう 春夏秋冬/明峯牧夫』
レシピ本や料理書は割かし、ペラペラしただけで作った気になっちゃうけれど
結局は実際に何度も作らないと身に染み込まない。
西荻窪の大好きな野菜料理のお店のナイスなレシピ、1ページ目から作ってみよう。
『五〇年酒場へ行こう/大竹聡』
ミニコミ誌「酒とつまみ」の創刊編集長の東京酔っ払い紀行。
いぶし銀な赤提灯に漂う半世紀分の“空気”は確実にまだ存在して、それは何物にも代え難い。
無くなっちゃう前に、その“空気”を味わいに五〇年酒場へ行こうぜ。
「火吹竹」 高田豊 詩
毎晩 夜通し起きていて
僕は 何もしてやしないのです
このあいだの晩 火吹竹を作りました
ぶぅ ぶぅ ぶぅ
火鉢いっぱいに 真っ赤な炭が
燃え上がって来る
炭はまたすぐ 減ってしまいます
ぶぅ ぶぅ ぶぅ
火吹竹の音を聴いていると
外は雪のように静かです
本当に夜通し僕は 何もしてやしないのです
ぶぅ ぶぅ ぶぅ